1 エコロジー発想の自由設計
■ 自然の光や風を最大限に活用する
■ 夏涼しく冬暖かい住まいにする
■ 健康やアレルギーに配慮する
あなたは今どんな家に住んでいますか?家を作るときあれもこれもと多くの条件に振り回され、全体として面白味のない、どこといって特徴のない平均的な家になっていませんか? 夢や希望を取り込んで充実感のある楽しい家を考えるには、自分の生活を見直して自分自身を発見することが必要です。 生まれ育った風土や家族の絆などにふれながら、文化的・社会的観点から豊かな生活とは何かを考えてみませんか。
スマイルハウス T u t t i はこれから、家づくりを考える人だけでなく、今の自分の家について何か納得のゆく説明を得たい人のために役立ちたいと思っています。 日本の住宅をだめにしている原因は大きく分けて2つあります。ひとつに室内燃焼型石油ストーブや石油ファンヒータ類の使用です。 これを使っている限り、日本の住宅は永久に改善されません。 環境配慮はもとより、石油1m3で1.1kgの水蒸気が出ることを考えれば、石油18m3を使うとして燃焼したら20kgの水蒸気がでることになります。 湿度の高い方から低い方に空気が流れる原則にしたがって、住宅やマンションなど暖房をしない北側の部屋や一番温度の冷たい窓ガラスなどに張り付いて結露し、 そのままにしておくとカビが生まれ、それがダニの美味しい食べ物になりダニが発生します。
もうひとつは、日本人は「断熱材の効いた家」をまったく知らないままできてしまったということです。 そして今でも日本人の9割以上が断熱材のほとんど効いていない住宅に住んでいることが実態なのです。 人類が消費しているエネルギー源は有限の資源であることがわかってきました。 古くは石炭・水力発電の水資源・天然ガス、そして今は石油への依存度が極めて 高く、エネルギー資源の消費量が増大し続けています。 電力に依存すれば排ガスを出さないで環境保全に資することができるとして機械類の電化が急速に進行しています。 しかし電力も石油の燃焼に依存したエネルギーなのです。そのため地球の温暖化という大問題に直結するCO2問題を引き起こしています。地球温暖化に直面した現代住宅として、断熱材がきちんと効いて省エネができて快適な生活を送ることができ、長持ちする住宅を具体的に提案しています。